第1弾キャベンディッシュ実験③ 結果報告

第3回

 メンバー:高橋,山口,福田,富永

 実験日:6/29

 実験場所:南館3階演習室1

 

実験結果:

前回同様,ホワイトボードに輝点を映したことで,万有引力によって物体が引き合っている様子を目でも簡単に確認することができた(グラフ2).しかし,実験で用いたねじれバネの周期が計測できなかった(グラフ3).周期を測ることができていたら,

万有引力定数G=8.5E-11 (6.67384E-11) 

地球の質量=4.4E+24 (5.97E+24)

という結果であった(()内は実際の数値).

 

反省点:

・ねじれバネ周期を計測することができなかった.

→今回はネオジウム磁石を用いて小鉛球を揺らすことでねじれバネの周期を測定しようとした.そこまではよかったのだが,ダンパである油を抜かず周期測定を行ったため,周期が測定できなかった.

 

・万有引力定数Gが実際の値より大きくなってしまった.

→今までは南館3階の演習室の机の上に装置やレーザーポインタを置いて実験を行っていた.理由としては,板の薄い机上では大鉛球を反転させたときに装置全体のバランスが変化してしまい,その原因で輝点が大きくずれてしまったのでないかと考えられる.そのため次回は,地盤がコンクリートでしっかりしている中央館1階の床で実験を行いたい.

 

実験の様子(7)
実験の様子(7)
実験の様子(8)
実験の様子(8)

グラフ2 経過時間-スケール上の輝点の位置の変量
グラフ2 経過時間-スケール上の輝点の位置の変量
グラフ3 ねじれバネの周期
グラフ3 ねじれバネの周期